2010年8月19日木曜日

[動画/新作]Piasecki HUP-2 [Stardust Enterprises]

こんばんわ^^
セカンドライフのStardust Enterprisesさんから、新作のヘリコプターが
リリースされています^^
Piasecki HUP-2 Retriever とゆう、もう、何て読むんだ・・・って感じの
名前のヘリコプターです^^
すいぶん、細長いヘリコプターだなぁと思って
youtubeで調べてみましたら、実機も細長い・・・んですね^^;
で、SLのほうなのですが、こちらの機体は
レスキュー、が主目的のようです^^
操縦席の真横の床が開き、そこからロープで困ってるひとを
助ける、とゆう感じでしょうか^^
ホバーモードと、フライトモードの2種類で、フライトモードですと、
スロットルに合わせて前進します
ホバーモードでは、25%出力でその場で停止します^^
尚、レスキュー用のハーネス(困ってる人に装着してもらう)も付属していまして、
装着しますと、水に浮くことができるようになっています
動画撮ってみましたので、ご購入を検討されてます方は、是非どうぞ^^



2 件のコメント:

  1. ※長文につき、興味のない方や読みたくない方は読まないでください。
     また、ご迷惑でしたら直ちに削除していただいて構いません。

     まったく知らないメーカーとその機体なので調べてみました。

     パイアセッキ・ヘリコプター(Piasecki Helicopter、英語ページの発音記号を見ると本国では『ピーアセキー』とも読むかもしれません。ポーランド系だそうです。)は、フランク・パイアセッキさんによって1940年に『P-V Engineering Forum』として設立された会社で、1946年にパイアセッキ・ヘリコプターとなりました。
     1955年に創設者のパイアセッキさんが去り、1956年に『垂直離着陸(vertical takeoff and landing)』から名前を取った『バートル(Vertol Aircraft Co.)』に、1960年に航空機で有名なボーイング社に買収されて『ボーイング・バートル社』に改名され、1987年に親会社のボーイング社に吸収されてボーイング社のヘリコプター部門『Boeing Helicopters』となり、現在はボーイング社を持ち株会社とする『Boeing Rotorcraft Systems』になっています。
     
     会社を去った創設者のパイアセッキさんは、1955年に『Piasecki Aircraft Corporation (PiAC)』という別のヘリコプターの会社(創設者は2008年に88才で亡くなりましたが、この会社は現存しているようです。・・・あんまり聞いたことないですけど・・・^^;)を作ったそうです。

     バートル社/ボーイング・バートル社と言えば、タンデムローター(回転翼を前後に2つ配置する形式)で有名なヘリコプター、V-107/CH-46シーナイト(自衛隊でも川崎重工でノックダウン/ライセンス生産されたKV-107を愛称「しらさぎ」、通称「バートル」として使用、退役済)や、自衛隊を含めて各国で現役で活躍中のCH-47チヌークのメーカーなので聞いたことくらいはあるかもしれません。
     その前身となった会社が、このパイアセッキ・ヘリコプターなんだそうです。


     本機HUP-2 Retrieverは、1945年にアメリカ海軍から出された『空母や戦艦、巡洋艦から運用可能な小型の汎用/救難ヘリコプター』の要求に対してパイアセッキ社がプロトタイプXHJP-1を開発し1948年に初飛行させたもので、シコルスキー社のXHJS-1との評価試験の末にHUP-1として採用され、アメリカ海軍と海兵隊で1949年から使われました。
     HUP-2はその改良型で、HUP-1の525馬力(Continental R-975-34)から550馬力(Continental R-975-46)のエンジンに変更になり、オートパイロットをヘリコプターとしては初めて搭載した機体だそうです。
     R-975系列・空冷星型9気筒・スーパーチャージャー付き15.93L(15930cc)エンジンはカーチス-ライト社で開発されたエンジンですが、コンチネンタル社でもライセンス生産され、本機をはじめ有名なM-4シャーマン戦車などにも同社製同系列エンジンが積まれていました。
     
     1962年9月にアメリカの陸海空軍の命名規則が改正されて制式名が統一され、本機HUP-2はUH-25Bと名称変更されました。
     本機は1964年に全機が退役しています。

     尚、本機の愛称『Retriever』は本国読みだと『リトリーヴァー』で、本来の意味はハンターが撃ち落とした獲物を持って返ってくる役目をする犬・・・だそうですから、撃墜されたパイロットを救難する役目としても使われる本機の愛称としてぴったりなような気もしますし、敵に撃ち落とされた味方のパイロット(敵の獲物?)を救援してくると考えればちょっと皮肉っぽいような気もします。
     
     ラブラドール・レトリバーやゴールデン・レトリバーなど利口なペット犬として知られるレトリバーも同じ単語ですので、そう考えればちょっと利口で可愛い印象で愛着がわくかもしれません。

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  2. パチッ☆-(^ー'*)bナルホド!
    いつも詳しい解説ありがとうございます^^
    小型のヘリコプターの分類なのですね~^^ ふむふむ、レトリバー、って犬ですね~^^ カワイイ~^^ ちょっと愛着湧きますね~(^ー^* )

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